モスクワの裁判所、Character.AIに「LGBTプロパガンダ」と情報の削除不履行で750万ルーブルの罰金
モスクワのタガンスキー区裁判所(Tagansky District Court / Таганский районный суд)は、キャラクターAI(Character.AI)サービスの開発元であるキャラクター・テクノロジーズ(Character Technologies, Inc.)に対し、2つの行政調書をめぐり750万ルーブルの罰金を科しました。インテルファクス通信(Interfax)が報じました 。
同社は、オンライン上の未成年者の間でのいわゆる「LGBTプロパガンダ」に関するロシアの行政違反法典(Code of Administrative Offenses / Кодекс об административных правонарушениях)第6.21条第4項、およびアクセスを制限しなければならない情報の削除不履行を対象とする同法典第13.41条第2項に基づき、有罪とされました。裁判所は、どの資料が調書の作成につながったのか、また罰金総額が2つの条項間でどのように分割されたのかについては特定しませんでした。
「LGBTプロパガンダ」の条項に基づく調書は、2026年3月16日に裁判所に提出されていました 。当時『メディアゾナ(Mediazona)』は、請求の根拠は明らかにされていないと書いていました。『コメルサント(Kommersant)』は、3月10日にキャラクター・テクノロジーズが情報の削除不履行の条項に基づき、すでに350万ルーブルの罰金を科されていたと報じています 。
もしこの事件が実際に第6.21条第4項と第13.41条第2項に関するものであった場合、法人に対する罰金の合計は最低280万ルーブル、最高900万ルーブルとなっていたはずです。裁判所は公聴会の公開部分において、なぜその範囲の上限に近い金額を科したのかについては説明しませんでした。