英保守党のベイデノック党首、LGBTへの転向行為を禁じる法案草案を批判

英国の保守党党首ケミ・ベイデノック氏は2026年11月3日、ロンドンで、LGBTの人々に対する転向行為を禁じる労働党政権の法案草案に反対した。PinkNewsによると、艦船HMSウェリントンで開かれた国防政策の行事で発言した。
ベイデノック氏は草案を「実行不可能」と評し、既存の法律がすでに虐待や差別から人々を守っていると主張した。新たな規定によって、親が子育てを理由に逮捕され、家族が性やセクシュアリティーについて話すことを恐れるようになる可能性があるとしている。
首相報道官は、草案は通常の子育てに影響せず、親、教師、医療従事者、宗教的な指導者との率直な対話や疑問を投げかける対話も妨げないと回答した。政府は、LGBTの人々はアイデンティティーを変えようとする強制や虐待から守られるべきだとしている。
6月25日に公表された草案の対象はイングランドとウェールズ。性的指向やトランスジェンダーとしてのアイデンティティーを変えることを目的とし、虐待に当たり、健康に重大な害を及ぼすか、日常生活を大きく妨げる深刻な恐怖や苦痛を与える転向行為に、最高5年の拘禁刑を提案している。裁判所による保護命令も盛り込まれた。
草案を審査する委員会の構成も論争になった。元労働党のロージー・ダフィールド下院議員は、オリビア・ベイリー氏の参加を批判した。ベイリー氏は平等担当の政務次官として起草に関わり、今度は自分の仕事を評価することになるためだ。委員会報道官は、委員は両院が任命し、さまざまな意見が代表されていると回答した。
草案は立法前の議会審査を受けている。書面による意見は2026年11月16日まで受け付けられる。
ウラニアは以前、この草案についての10月29日の公聴会と、親や教師への影響をめぐる論争を報じた。


