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台湾のLGBT肯定派キリスト教会「同光教会」が新会堂移転を発表 ゲイバー手入れ事件を受けた癒やしの祈りも捧げる

台北で開催された台湾プライドのステージに立つ同光長老教会の信徒たち。写真:Shihchuan / Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)
台北で開催された台湾プライドのステージに立つ同光長老教会の信徒たち。写真:Shihchuan / Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)

2026年10月、アジアで最も歴史ある性的マイノリティ肯定派のキリスト教会である台湾・台北市の「同光同志長老教会」(Tong-Kwang Light House Presbyterian Church)が、新会堂への移転完了と献堂感謝礼拝の開催を発表した。創立30周年を迎えた同教会は、10月末に開催される第24回台湾プライド(台湾同志遊行)への協賛を発表するとともに、台北市西門町のゲイバー「Commander D」に対する警察の手入れ事件によって生じた社会的分断と痛みの癒やしを求める公祷を捧げた。

同光同志長老教会の公式主日週報によると、台北市松山区の新会堂における移転感謝・共融礼拝は2026年11月1日に執り行われる。秋の牧会計画として、教会はクィア神学の探求を行う歴史的な「ヨナタン交友会(約拿單團契)」を再始動させ、10月31日には「共に聴き、共に歩む」をテーマに掲げる第24回台湾プライドに参加する。一方、役員会(小会)は、移転に伴う家賃上昇と定常献金の微減による財政的負担についても信徒に支援を呼びかけた。

主日週報では、プライド月間を控えた市内での警察の強硬捜査にも言及された。公祷の中で教会は、「萬華分局によるゲイバー捜索事件がもたらした痛みと対立を主が癒やし、すべての命に愛と正義の庇護が与えられ、相互の尊重と理解、そして真の平安がもたらされるように」と祈りを捧げた。

同光同志長老教会は、1996年5月に故・楊雅恵牧師によって台北で設立された。中華圏およびアジアで初めてLGBTQ+当事者の信徒を公然と受け入れたキリスト教会として知られ、保守的な宗教界において性的少数者の権利擁護を訴え続け、2019年の台湾における同性婚法制化に至る過程でも重要な精神的支柱となった。

これまで『ウラニア』(Urania)は台湾情勢を継続して報じており、台北市警察がゲイバー「Commander D」を捜索し51人を連行した事件では抗議デモの発生、警察官6人への処分、蔣万安市長の公式謝罪を取り上げたほか、台北市が同性婚カップルに異性婚と同等の地方税優遇措置を適用した決定についても伝えている。

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