保守派ゲイ組織「Log Cabin Republicans」、米連邦議会選の推薦候補を発表

2026年9月下旬、米首都ワシントンにおいて、共和党員である同性愛者らで構成される全米最大の保守派団体「ログ・キャビン・リパブリカンズ」の政治活動委員会(LCR PAC)が、2026年中間選挙に向けた推薦候補者の第5弾を発表した。米連邦下院、連邦上院、および州政府の公選職に立候補している17名の共和党候補者が名を連ねている。
パブリック・テクノロジーズを通じて発表された声明によると 、推薦を受けた候補には現職連邦下院議員のケビン・カイリー(カリフォルニア州選出)やリッチ・マコーミック(ジョージア州選出)、連邦上院議員候補のジョン・ハステッド(オハイオ州)やバート・ミズサワ(バージニア州)、マサチューセッツ州知事候補のマイク・ミノグらが含まれる。同団体のロス・ヘミンガー会長は、推薦された候補者らが連邦議会における共和党多数派を維持し、ドナルド・トランプ大統領の経済・安全保障政策を推進しつつ、個人の自由や法の支配を守る指導力を備えていると評価した。
この推薦発表は、2026年11月の中間選挙に向けた同性愛保守層の政治的結束を示している。同団体は2026年8月、活動の主軸をトランスジェンダー運動から切り離し、生物学的性に基づくゲイ・レズビアン・バイセクシュアル(LGB)の権利擁護と憲法的自由の擁護に再特化する歴史的方針転換を行い注目を集めていた。
ログ・キャビン・リパブリカンズは1977年にカリフォルニア州で設立された全米最古かつ最大の保守派LGBT組織である。共和党内において合衆国憲法に基づく個人の自由、自由市場経済、限定的な政府の役割を支持しながら性的少数者の権利擁護を行っている。
議会選挙における保守系LGBT組織の動向は国際的にも関心を集めている。「ウラニア」は過去に、ログ・キャビン・リパブリカンズの綱領改革 、英国保守党大会でのLGBアライアンスの活動 、米国各州における同性婚保護レファレンダム などを詳しく報じている。


