エルサレムで唯一のゲイバーが14年の歴史に幕を閉じる
2026年6月末、エルサレムで唯一のゲイバー「ビデオ・パブ(Video Pub)」が、14年以上の営業を経てその扉を閉ざした。
同店のオーナーであるアヴィ・ゴールドバーガー(Avi Goldberger)は、この決定の理由として、パンデミックや軍事衝突による観光客の減少に加え、LGBTQコミュニティに対する寛容性の全体的な高まりという複数の要因を挙げた。彼によると、現在市内のほとんどのバーは誰にでも開かれているため、もはや専門の施設は必要ないという。
しかし、The Times of Israel が報じているように、多くの常連客はこのスタンスに同意していない。彼らにとって、ビデオ・パブは重要で象徴的かつ安全な空間であった。常連客たちは、保守的なエルサレムにおいては、LGBTQの個人がホモフォビア(同性愛嫌悪)や暴力に直面することなく、自由で安全だと感じられる専用の空間が依然として必要であると指摘している。