エジプト、トルコに続いてゲイ・クルーズ船の寄港を禁止

LGBTツアーオペレーターのアトランティス・イベント(Atlantis Events)がチャーターしたクルーズ船「スカーレット・レディ(Scarlet Lady)」は、当局が同船の領海への進入を禁止したため、エジプトでの予定された寄港を行うことができなかった。アテネからヴェネツィアへ航行するこの船には、約2,000人のゲイの乗客が乗っている。

エジプトのアレクサンドリアへの寄港は、当初の旅程には含まれていなかった。今週初めにトルコもイスタンブールとクシャダス(Kuşadası)の港への同船の入港を拒否した後に追加された。トルコ当局は、クルーズは社会の道徳的価値観と相容れない行動をとるグループによって組織されたと述べて、禁止を説明した。エジプト当局は拒否の公式な理由を提供していない。

アトランティス・イベントの社長であるリッチ・キャンベル(Rich Campbell)は乗客に対し、同社の36年の歴史の中で、船の入港が拒否されたのはこれが初めてであり、1週間に2回の拒否が発生したと伝えた。

ガーディアン(The Guardian) の報道によると、旅行会社ヘルメス・ホリデイズ(Hermes Holidays)のオーナーであるカイル・オルセン(Kyle Olsen)は、エジプトの決定はトルコの行動に対する反応であった可能性があると示唆した。彼は、右翼政治グループの影響により、他の国々もLGBTクルーズに対して港を閉鎖し始める可能性があると懸念を表明した。

最新の旅程変更に続き、スカーレット・レディはギリシャのハニア(Chania)とモンテネグロのコトル(Kotor)に向かう予定である。