スペイン議会、コンバージョン・セラピーに対する懲役刑を承認
スペインの下院議会(Congress of Deputies)は、コンバージョン・セラピー(転向療法)の実施に刑事責任を導入する法案を承認した。刑法の新たな改正により、そのような行為には罰金と職業的資格の剥奪に加えて、6か月から2年の懲役が科せられることになる。
コンバージョン・セラピーとは、個人の性的指向やジェンダー・アイデンティティを変えることを目的とした実践を指す。これらの実践はすでにスペインで禁止されており、行政罰の対象となっていた。新しい法律はこれらを刑事犯罪として分類しており、個人が手続きを受けることに同意していた場合でも責任が適用される。
LGBT組織の代表者たちは、この法律の可決を支持した。スペインLGBT連盟(FELGTBI+)の会長であるポーラ・イグレシアス(Paula Iglesias)は、この決定はそのような実践を受けた人々の尊厳を守るのに役立つと述べた。
この法案が完全に施行されるには、スペインの上院で承認される必要がある。
6月上旬には、未成年者および脆弱な成人に対するコンバージョン・セラピーの同様の禁止がオランダの上院で承認された。さらに、5月には、欧州委員会(European Commission)がすべてのEU加盟国に対し、コンバージョン・セラピーの実践を禁止するよう求めた。
情報源: エル・パイス(El País)